4連休なんです。今日が休みと思ってなくて、昨日休みをいただいたものだからはからずも4連休となったのです。うれしいですね。
八王子のハイフェッツまで行ってきました。笹塚から店舗が移転してから初訪問です。長々とお邪魔してきたわけです。
自作のヴァイオリンがいくつもありました。ショウケースに収められていたものは全て弾かせてもらいました。鑑定眼は持ち合わせていないのでなんともコメントしようがいないのですが、作者自身のお気に入りはやはりひとあじ違う音色をもっていたように感じます。
色んなバイオリンをとっかえひっかえ弾くという経験があまりないのですけど、それぞれの楽器が固有の音色を持っているなぁ、と改めて感じました。音色というか手ごたえというか。
Carbowというカーボンファイバー製の弓で試奏をしていたんですが、なかなか具合がいいようです。素材さえいいものが確保できれば、あとはいかに加工するかということだけですものね。木とカーボンファイバーでは弓を作るのに全く違う技術が必要になるのかしら。とはいえ、従来の技術的な蓄積がご破算になってしまうわけではないでしょう。これからは新素材による弓製作も盛んになってくるんでしょうね。楽しみであります。
試奏した楽器にはなしをもどすとして、4台*1ありました。The Earth, The Vega, The Sun そして無銘のもの。それぞれ個性があるんですな。全て天体に由来する名前ですね。The Sunがご自身のなかでも傑作として位置付けられています。

血と汗と涙の結晶です。

とおっしゃってました。うそではないでしょう。素人目ですが、均整の取れた姿かたちをしていたように思います。
とにかく、音色を形容する言葉を持ち合わせていない不幸を呪います。いまは、新作の楽器しかあたまにないので、これからいろいろな出会いを求めてさまよってみたいと思います。

*1:あれ?バイオリンはどうやって数えるんでしたっけ?