石神井K

今日は夕方から石神井へ。朝と違って道が混んでいると思ったら、阿佐ヶ谷の阿波踊りですね。路上に早くから座り込んでいる人もいて、警邏のPCに怒られてました。血が沸くような祭典があると新聞の紙面も明るくなっていいですよね。陰惨な事件ばかり目立つと、世間の空気までもが冒されてしまうような気がします。「ほぼ日」やNarinari.comなんかでもオリンピック特集組んでますけど、ここまで盛り上がるとは思ってもみませんでした。毎晩、なんかしらの感動をしています。感動を他の人と分かち合うのがまた気持ちいいんですよね。自分自身に元気が沸いてきます。
で、今日は石神井で弦5。コントラバスがいると音圧が高くなって迫力がでますね。安心感がいい感じでした。ビオラぐっじょぶ。アレンジャーも喜んでいることでしょう。なにより、チェロが安心していたようです。バイオリン二人が浮ついていたにも関わらず全体としてのまとまりを失わずにいられたのもこの3人のおかげです。
ていうかですね、式次第のあのタイミングでの演奏だからよかったんでしょうね。始まって早々の演奏だったなら空回りしてしまって、あそこまで盛り上がれずに終わってしまったかもしれません。アンコールまでもらってしまいました。とにかく、技術は高いに越したことはないです。死んでしまったら来世に持ち越せるものでもないんですが、演奏を聴いたひとが喜んでくれて、人生の楽しい思い出を増やすきっかけになればと、また練習に向かおうと決めた夜でした。

で、芸術の秋なんです。

いろいろな演奏会がたけなわです。演奏会あるから聴きにおいでというお誘いや、出演してくださいなというありがたいお誘いもあります。困ったことに、予定が重なってしまいました。聴きに行きたい演奏会と、出演してみたい演奏会。あー、こまった。せめて時間帯がずれていればいいのですが、見事に重なっています。
出演のお誘いをいただいたのは、こないだ7月にご一緒したバイオリン弾きさんから。せっかく若い人からの誘いだからとんでいきたいんですがっ、聴きに行きたいのは大好きなエロイカ。あーまいった。練習日程がタイトらしいので、練習への参加が半分以上可能であればお誘いを受けることにしようと思うのでした。聴きに行くのが無理ならせめてリハを見学させてもらおうともくろんでおります。